第4回 ニンニク

 カズさんは匂いの強い食べ物がとても好きです。ある日カズさんが内緒で持ち込んだ焼きくさやを肴にバーで飲んでいて、周りのお客さんに顰蹙を買ったことがあります。そこでカズさんの大好きな匂いもの、ニンニクをとりあげます。

 ニンニクはスポーツ選手にとって重要なスタミナ食品です。なぜニンニクを食べるとスタミナがつくのかは、科学的に解明されています。

1)持久力に関係の深いビタミンB1が豊富に含まれる。
2)そのビタミンB1の吸収を高めるアリシンをいう物質が多い。をのため、筋肉の疲労回復が速やかになる。
3)スコルジニンという匂いの成分が血流を高め新陳代謝を良くする。
4)ジアリルスルフォイドという硫黄を含む成分が、運動中に発生する活性酸素を除去しスタミナを維持する。
5)アホエンという硫黄化合物も血流増加に効果があり、筋肉疲労を防ぐ。
6)筋肉合成に関係するビタミンB6が多く、筋肉自体を発達させる。

 またニンニクは自然食品の中では最も強い抗がん作用を持つことが知られています。この抗がん作用にはニンニクに含まれるアリシンやセレンという物質が関与していることを医学界が認めています。
 従って「毎日1片でいいから食べ続けよう」といわれますが、現実問題として匂いが嫌われます。特に女性には好まれません。NHKの番組で実験していましたが、ニンニクを食べた後にコップ一杯の水を飲み歯磨きを入念にすれば、匂いはかなり低下するそうです。実際に梅干やレモンを食べたり、牛乳を飲む方法よりもこの方法のほうが効果がありました。

 ニンニクは醤油や味噌につけたり、煮たり焼いたしても効果は変わりませんので様々な料理に使用されますが、カズさんの大好物は「餃子」です。