第9回 619(シックス・ワン・ナイン)

レイ・ミステリオの得意技として有名。かにバサミで相手を前向きにセカンドロープにもたれかかせた後に仕掛ける技。相手の右側から助走をつけてトップロープとセカンドロープを腕でつかみ、体ごと両ロープの間を左周りに回転させ両足で相手の顔面をける。「619」はレイ・ミステリオ選手の出身地であるカルフォルニア州サンディエゴの市外局番で、電話のダイヤルを回すような体の動作から名づけられた。ロープ間をすり抜ける回転速度が技の綺麗さと相手へのダメージを導き出す。NOAH鈴木鼓太郎選手のファンネルなど日本人の使い手も多いが、WCW時代ミステリオ選手と苦楽をともにしていたカズ選手のロープワークは卓越である。助走をつけてトペを仕掛けると見せかけ、トップロープとセカンドロープを掴んでその間で体を回転させるルチャのフェイント技「ファンタ・デ・レギレテ」(カズ選手も行うが、初代タイガーマスクが得意としていた)のバリエーション。